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9・11 あれから5年
一冊の本を手にとってみる。
私にとってはバイブル的な存在の一冊だ。 ずい分お世話になった気がする。何度も読み返している。そうする類いの本ではないのだろうけど、ずっと側にある。 書かれている内容を全て理解することは私には不可能だ。 社会情勢に富んでる人から言わせれば「こんなに丁寧に優しく書かれているのに?」と驚かれるだろう。 言葉の中に入っていきたいのかもしれない。文字を読み「なるほど」と思うのは簡単なことだ。 私はその土地に足を踏み入れたこともない。ましてやその土地の空気、温度、風、湿度・・そのどれも知らない。そこに住む人々の表情も知らない。 著者を通して感じようとしている、ような気がする。 何度も読み返しているうちに、まるで、分からない算数の文章問題を解いているような気がして、ふと可笑しくなる。 とても大事にしている。この本を?もちろんそうとも言える、けど、ちょっと違う・・。 この本と出会った時の自分。この本を読んでいくうちに戻ってきた感覚。 手足に温かさが戻り、手足が徐々に赤みを帯びてくる。重くて動かなかった体が、指が動き、腕が動き、目が開き、口が動き、声が出る・・・そんな感じ。 そして、今、私は生きる事が楽しくて仕方がない。 『カブール・ノート ~戦争しか知らない子どもたち~』(幻冬舎) 著者、山本芳幸がこうして生きていたという事実に衝撃を受けながら読んだ一冊。 彼は自分の生き方を伝えるために書いたのではない、のは分かっている。 5年前の9・11 世界中が衝撃にゆれ、『カブール・ノート』はその衝撃に押し出されるように世の中に輩出された。 当時の私は自分の持つ病的な精神と心と体にぐったり疲れていた。世の中の闇の部分を見ることはもうムリだった。自分の闇と向き合うのに自分自身が飽和状態だったから。もう外部から何も入る余地などなかった。 そこにわずかの隙をめがけて入ってきたのがこの一冊だった。正確にいうなら著者・山本芳幸を私のわずかな隙が迎え入れたのだろう。 私の人生で必然の出会いだと思っている(山本芳幸が書いた『カブール・ノート』と出会うこと)。 「あきらめない事自体が希望だ」という。 彼は今日もあきらめずに、曇りのない、まっさらな眼をもって生きているのだろう。 そして、もう、私は生きることをあきらめることはないだろう。 *著者・山本芳幸さんは中学、高校の同期です。今は彼のブログで元気なんだなと安堵したり、時々日本に帰ってくるのでその情報をもらい安堵したり・・何故か命の恩人的感覚で彼を見ている自分がいたりいます。ホントは(今風に言うと)彼の生き様をリスペクトしているのでしょう。 書きたいことは沢山あります。きっと、原稿用紙が山積みになるくらい。あれもこれも書きたいことだらけです。9・11、5年目の今年はさわりだけでやめておきます。
by takeotae
| 2006-09-12 01:30
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